フランスは、産業界に対して政府が強い権力を発揮し得る国であり、産業界も含めた国全体の技術開発を政府が主導していく面が強いのです。
政府は、量産製品などではなく、ビッグプロジェクトに力を注ぎます。
とくにフランス政府は派手好みのようです。
コンコルド、アリアン、スーパーフェニックスはその代表です。
一方、日本の技術開発は堅実そのものであり、もっぱら産業、企業の拡大につながる技術開発のみに集中します。
端的にいえば、量産製品に先端技術を生かすのに熱中します。
半導体レーザーを、安いものでは3万円台のコンパクトディスク(CD)に応用するのがその典型といえます。
日本では政府も、宇宙や原子力はほどほどにして、産業の成長、発展をバックアップすることに、より熱心です。
ハイテクの中身がフランスと対照的に異なってくるのも当然です。